相談支援専門員

●スタッフ紹介

西尾寿士/臨床心理士 私が常にこころがけているのは、自分が相談する立場なら、この相談員に何を感じるだろう、自分の家族が困っているなら相談員にどんなことをしてもらいたいのだろう、ということです。相談員の仕事は、単なるサービスの説明や調整ではなく、相談者が抱えている悩みや困難さを受けとめ共感するところから始まります。その点では、カウンセラー/セラピストがクライエントに出会う時と同じです。ただし、大きく違う点は、相談支援専門員には、障害者福祉全般に精通し、ストレングス(強味を生かす)の視点から利用者のアセスメントを行い、地域社会でその人らしく暮らせるために何が必要かを理解し実現していく力が問われます。当事者やその家族の方に教えていただきながら、役に立つ相談員になれるように日々精進していきたいと思っています。
西尾寿士
松下佳代/介護福祉士 私はこれまで高齢者福祉分野で約10年間仕事をしてきました。障害者福祉はラルゲットに入社してから本格的に始めました。高齢者介護も、障がい者福祉も利用者は変わっても真髄は一緒だと思います。三度の食事、安全に暮らせる部屋、体を清潔に保つこと。それだけが支援ではありません。生活を整えることばかり気をとらわれ過ぎてしまいがちですが、私たちがするべきことはもっと先にあると思います。まず、じっくり話を聴き、どんな生活をしたいと思っているのか、相手の表情や仕草から確認し、一緒に作っていくことが私たちがするべき仕事だと考えます。
松下佳代

●相談支援専門員の役割

障害者が地域で生活をしていると、さまざまな困難に直面します。当事者が、利用できるサービスの情報を得て、自ら利用手続きを行い、適切にサービスを活用していくことは、なかなか困難なことです。相談支援専門員は障害当事者およびその家族に寄り添いながら、以下の役割を果たします。

  • ・その人に適した障害福祉サービスなどの情報を広く提供
  • ・必要なニーズをアセスメントし、活用できるサービスについてわかりやすく説明
  • ・当事者が自立した地域生活を送るための総合的な支援計画(サービス等利用計画)を作成
  • ・その計画に沿って複数のサービスを調整し、一体的・総合的なサービス提供を確保
  • ・当事者の尊厳を守り、虐待を防止し、権利擁護